吉田松陰幽囚ノ旧宅

よしだしょういんゆうしゅうのきゅうたく

松陰の実家 杉家旧宅

旧宅は、木造瓦葺き平屋建て214㎡の建物で、8畳3室、6畳3室、4畳、3畳7分、3畳半・3畳および2畳各1室ほか、板間・物置・土間を有する大きい建物です。幽囚室は東側にある3畳半の一室です。

吉田松陰は、安政元年(1854) 3月27日に伊豆下田でアメリカ軍艦による海外渡航に失敗して江戸伝馬町の牢に捕らえられ、ついで萩に送られ野山獄に入れられました。翌年に釈放となりましたが、父杉百合之助預けとなり、この実家である杉家に帰され謹慎生活を送り、読書と著述に専念しました。松陰は家族からの薦めもあり幽囚室で孟子や武教全書などを講じました。次第に多くの若者が参加するようになり、やがて松陰は松下村塾を主宰するようになりました。
【国指定史跡】

 

 

平成27年7月、松下村塾とともに世界遺産に登録されました

 

基本情報

住所 萩市椿東1537(松陰神社境内)
営業時間 外観のみ見学可
休日 外観のみ見学可
駐車台数 普通車 無料(境内約50台、神社前58台)、大型 500円(13台)
アクセス 萩循環まぁーるバス(東回り)「松陰神社前」バス停より徒歩1分

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