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鯉が放流され、周辺の風情が印象深い

藍場川

あいばがわ

18世紀半ば 6代藩主毛利宗広が、参勤の折に岡山城下に立ち寄った際、岡山城下では瀬戸内海に注ぐ吉井川から城下へ倉安川という大きな溝を掘って水を引き入れ、城下の経済が潤い、生活に活用されていました。これを真似て、延享元年(1744)、農業用水路程度であったものを大きく開削したのが藍場川で、2.6キロメートルにわたり市内を縫うように流れています。
大川(松本川)より水を引いたので、それに対して溝川と呼ばれ、農業用水をはじめ防火用水、川舟による物資の運搬や水害時の水はけに利用されました。
その後、明和年間(1764~71)藩営の藍玉座が設営され、そのため川が藍色に染まり、いつの間にか藍場川と呼ばれるようになったといわれています。

今でもハトバと呼ばれる洗い場や、川舟が通りやすいように中央を高くした石橋などに昔の面影が偲ばれ、城下町の生活の情緒を伝え残しており、川沿いは歴史的景観保存地区に指定されています。
藍場川には現在鯉が放流され、周辺の風情は萩の中でも印象の深いところです。

 

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