昔から親しまれている早咲きの桜
南明寺のイトザクラは、推定樹齢350年といわれる古木で、糸がたれるような形で枝を四方に垂らし、淡紅色の花を咲かせます。昔から早咲きの桜として有名で、
“南明寺のいと桜、
散っちゃあ、行っちゃあ、見ちゃああっても、
咲いちゃあ、行っちゃあ、見ちゃあない”
(そろそろ咲いただろうと思って行ってみてもすでに桜は散っていた)
とうたわれ、親しまれています。
【見ごろ】3月中旬~下旬
>イトザクラの開花状況(2024) |
>南明寺周辺マップ(JR萩駅からの行き方)
国道262号線に「南明寺」への矢印看板が出ています。
※普通車のみ通行可 ※途中の道がたいへん狭いので、対向車にご注意ください
南明寺のそばに駐車場があります(普通車約7~8台)
萩の指月山からほぼ真南に位置する南明寺は平安時代に創建された真言宗の修験寺で、毛利入城以後は毛利の祈願寺として栄えました。ここの二体の観音像は国指定の重要文化財に指定されており、南明寺山のふもとの収蔵庫に安置されています。
南明寺の前のサクラは昔から有名で「南明寺のイトザクラ」で親しまれています。
藩政時代の観光ガイドともいえる『八江萩名所図画』に「南明寺花見の図」が描かれており、江戸時代より城下の人々が開花を心待ちにしたイトザクラです。
基本情報
開催場所 | 萩市椿626 |
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備考 | 国道262号線に「南明寺」への矢印看板が出ています。(途中の道がたいへん狭いので、対向車にご注意ください) ※普通車のみ通行可 南明寺のそばに駐車場があります(普通車 約7~8台) |