萩藩の中級武士 奥平家の表門
奥平家は萩藩の中級武士として大組(300石)に属していました。この門は同家の表門で西に面し、寄棟造桟瓦葺、桁行26.65m、梁間5.0mの長い建物です。
門構えは中央からやや南に片寄って幅3.87mの通路があり、入口は袖壁付き片引板戸を建てています。内部の部屋は通路の南側に3室と土間・板の間があり、通路の北側には床や仏壇構えのある部屋など9室と土間および縁があります。
道路に面した西側には4箇所の出格子窓があり、腰部は下見板張りとし、上部は外大壁です。建築年代は技法などからみて、19世紀初頭のものと思われますが、門構えや出格子など当初の形態をよく残しています。
基本情報
電話番号 | 0838-25-3139 (萩市観光課) |
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住所 | 萩市土原 |
営業時間 | 外観のみ見学可 |
休日 | 外観のみ見学可 |
駐車台数 | なし |
アクセス | 萩循環まぁーるバス(西回り)「サンライフ萩前」バス停より徒歩7分 |
備考 | 外観のみ見学可(個人所有のため、敷地内には入れません) |