品川弥二郎誕生地

しながわやじろうたんじょうち

晋作らと共に尊皇攘夷運動に奔走明治期の政治家・品川弥二郎

天保14年(1843)萩藩足軽・品川弥市右衛門の子として生まれる。松下村塾に学び、高杉晋作らと共に尊王攘夷運動に参加した。英国公使館焼き打ちをはじめ、禁門の変や戊辰の役に参加し、大きな役割を果たしている。明治維新後は政府高官としてヨーロッパ諸国に滞在、内務少輔、農商務大輔、ドイツ公使などを歴任。海運業の発展を計り、生糸の輸出を奨励した。また、信用組合法を制定して庶民の金融機関を確立し、特に農村振興に関する諸制度も創建するなど「殖産興業の神」と称せられた。後の松方内閣政権では、内務大臣を務めている。晩年は吉田松陰の遺志を継ぎ、京都に尊攘堂を建設し京都大学に寄贈した。明治33(1900)年、57歳で死去。現在は、誕生地跡には石碑が建てられている。

基本情報

電話番号 0838-25-3139 (萩市観光課)
住所 萩市椿東船津
営業時間 見学自由
休日 見学自由
駐車台数 なし
アクセス 萩循環まぁーるバス(東回り)「松陰神社前」バス停より徒歩6分

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