須佐地域の魅力が学べる資料館
先人の文化遺産や町内の歴史・民俗資料を収集保存、展示、調査研究する施設で昭和62年11月12日に開館しました。建物は、本館と別館益田館からなり、益田家伝来の遺品類、須佐唐津焼に関する資料、須佐のジオパーク関係の資料などが展示されています。
平成25年7月28日の萩市東部集中豪雨災害で被災したため、しばらく休館していましたが、平成27年4月14日(火)に本館部分が開館しました。別館「益田館」は、平成27年11月に開館。
再開にあたり、須佐の地名の由来である「須佐之男命(すさのおのみこと)」にちなんで、「みこと館」という愛称になりました。
■主な展示
須佐のジオパーク関係、須佐地域の紹介、永代家老益田氏と須佐、須佐市中細見図、郷校「育英館」、須佐唐津焼、須佐出身の偉人たち/久原房之助(日立製作所創業者)・手塚猛昌(日本の時刻表の父)・大塚均(日本切手デザイン界の大家)
萩市須佐歴史民俗資料館「みこと館」紹介(PDF)
~10月14日(月・祝)まで、テーマ展「品川弥二郎と須佐」を開催。
展示終了後、10月15日(火)は定休日、10月16日(水)は臨時休館となります。
令和6年度 萩市立須佐歴史民俗資料館テーマ展
品川弥二郎と須佐
~弥二郎の先祖さがし~
◆会期/2024年8月10日(土)~10月14日(月・祝)
品川弥二郎は萩に生まれ、幕末には吉田松陰の門下生となり、尊王攘夷運動に奔走しました。明治維新後には内務大臣をはじめ数々の役職に就きますが、明治25年には選挙干渉をおこない、犠牲者を出した責任を取って辞任します。
そんな中、失意の弥二郎が気にかけたのが自らの出自です。曾祖父の出身が須佐であると聞いていた弥二郎は、情報を求めて須佐の知り合いへ手紙を出し、ついに先祖を突き止めます。
自身の出自への思い、そして松陰への思い、弥二郎の情に厚い人柄が見て取れる古文書の数々を展示します。
【 ギャラリートークのお知らせ 】
テーマ展初日となる8月10日(土)10:30~、14:00~より、担当学芸員によるギャラリートークをおこないます(所要時間30分程度。事前申し込み不要)
動画で須佐の歴史を紹介します
須佐歴史民俗資料館 重田麻紀特別学芸員の案内で萩市須佐及び萩市東部地域の歴史、須佐歴史民俗資料館をご紹介します。
この動画を見て、須佐へ出かけましょう!
●益田家と家臣が住んだ萩市東部地域の歴史案内
●萩市須佐歴史民俗資料館 館内紹介
基本情報
電話番号 | 08387-6-3916 |
---|---|
住所 | 萩市須佐4441番地10 |
営業時間 | 9:00~16:30(入館は16:00まで) ※2024年8月5日(月)~9日(金)まで、テーマ展準備のため休館いたします |
休日 | 月曜日、祝祭日の翌日(月曜日が祝日のときは開館)、年末年始(12月29日~1月3日) |
料金 | 大人 310円、小人 150円 (団体割引20人以上/大人 210円、小人 100円) ※大人(高校生以上)、小人(小中学生) |