甘みのあるほっこりとした身は、大型の白身魚にも勝る味わい
鮮やかな朱色が美しい15㎝程度の大きさの魚。標準和名はヒメジで、萩地方では古くから「金太郎」という愛称で呼ばれ、食卓にあがってきた魚です。
白身で柔らかく、濃厚な甘みをもっています。刺身はもちろんのこと、炙るとほっこりした身の旨さがまた格別。フランス料理に使用される高級魚「ルージュ」の近縁種で、和風だけではなく、洋食にもよく合います。
金太郎は、大きくても15㎝程度の小魚で、美しい薄赤色をしています。
下あごに黄色い突起状のひげが2本あり、そのひげで海底のエサを探して捕食します。尾びれの上側には縞模様が入っています(下側には見られません)