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中国の伝説の帝である黄帝を祀った社

高山の八合目「宝泉寺」の敷地内に中国の伝説の帝である黄帝（漢民族の祖といわれている）を祀った黄帝社があります。黄帝は、航海・造船の守護神として古くから崇められ、現在も海上関係者を中心に信仰されています。
須佐は北前船の寄港地でしたが、一つには高山が航海のよい目印になったこと、それと須佐湾が天然の良港であったことです。なお高山は、北前船の船乗りにとって航海の目印だけでなく、古くから「沖を行く船は帆を下げて敬拝」という作法があるくらいの信仰の聖地とみなされていました。