指月山

しづきやま

国指定天然記念物 天然の要塞・指月山

阿武川デルタの北西端に突き出た標高143mの指月山。“天然の要塞”と呼ばれるこの山には萩城の詰丸が築かれ、城内と海を監視していました。山麓には、萩城の鎮護のための寺社などが置かれていましたが、明治維新後すべて廃寺社となりました。山頂までは登山道があり、徒歩20~30分ほどで登れます。
城内林として保護されてきたため、樹齢600年を超えるとされる巨樹も多く、また温暖帯照葉樹林として日本でもまれにみる成熟した森林であることから、国の天然記念物に指定されています。
【国指定天然記念物】

指月山登山道入り口。
山頂まで730m(徒歩約20分)です

 

 

指月山の山頂(標高143m)は、要害または詰丸と呼ばれ、戦時に籠城するための、まさに最後の砦でした。要害は、周囲を石垣と土塀とでとり囲み、要所には矢倉を配置していました。平時には眺望の効く大小さまざまな矢倉から、陸地と海上を監視しました。

ここ指月山頂では、要害の機能や築城過程の一端をうかがい知ることができます。

 

基本情報

電話番号 0838-25-3139 (萩市観光課)
住所 萩市堀内
駐車台数 指月第一駐車場を利用(無料)/普通車51台、大型車2台
アクセス 萩循環まぁーるバス(西回り)「萩城跡・指月公園入口 北門屋敷入口」バス停より徒歩8分

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