サクラやツツジ、花々に囲まれた毛利36万石の主城跡
萩城は慶長9年(1604)に毛利輝元が指月山麓に築城したことから、別名指月城とも呼ばれ、山麓の平城と山頂の山城とを合わせた平山城で、本丸、二の丸、三の丸、詰丸からなっていました。
本丸には高さ14.4mの五層の天守がありましたが、明治7年(1874)に天守、矢倉などの建物は全て解体され、現在は石垣と堀の一部が昔の姿をとどめ、ここ一帯は国の史跡に指定されています。
旧本丸跡に歴代藩主を祀る志都岐山神社が創建された際、総面積約20万㎡の境内が指月公園として整備されました。城跡の構造をよく残していることが特徴で、園内には天守跡、梨羽家茶室、万歳橋、東園などの旧跡があります。また、幕末13代藩主毛利敬親が安政年間に藩主別邸・花江御殿に増築し、家臣とともに茶事に託して時勢を論じた茶室「花江茶亭」が明治22年に園内に移築されています。
【国指定史跡】
春にはおよそ600本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所となっています。
また、園内には花びらが純白色の珍しい桜・ミドリヨシノが1本あります。日本では萩でしか見ることのできない貴重な桜で、山口県の天然記念物に指定されています。
>ミドリヨシノの開花状況(2024) |
>ソメイヨシノの開花状況(2024) |
萩開府420年記念
花江茶亭にて呈茶席を実施しています(2024.3.16~の開催日)
萩城跡指月公園料金所にて「萩城跡御城印」を販売しています。
1部 500円(税込)
萩城跡指月公園料金所にて、タブレットPCの無料貸出しを行っていますので、VRを現地でもご覧いただけます (無料) |
春にはおよそ600本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所となっています。また、園内には花びらが純白色の珍しい桜・ミドリヨシノが1本あります。日本では萩でしか見ることのできない貴重な桜で、山口県の天然記念物に指定されています。
夜は天守跡の石垣などがライトアップされ、水鏡に映る美しい姿をご覧いただけます。
【点灯時間/日没~22:00(通年)】
指月山登山道入り口。
山頂まで730m(徒歩約20分)です
指月山の山頂(標高143m)は、要害または詰丸と呼ばれ、戦時に籠城するための、まさに最後の砦でした。要害は、周囲を石垣と土塀とでとり囲み、要所には矢倉を配置していました。平時には眺望の効く大小さまざまな矢倉から、陸地と海上を監視しました。
ここ指月山頂では、要害の機能や築城過程の一端をうかがい知ることができます。
【指月山登山道通行止めについてのお知らせ】
2024/10/21 倒木のため当面の間、通行止めとさせていただきます。
基本情報
電話番号 | 0838-25-1826(指月公園料金所) |
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住所 | 萩市堀内1-1 |
営業時間 | 【4~10月】8:00~18:30、【11~2月】8:30~16:30、【3月】8:30~18:00 |
休日 | 無休 |
駐車台数 | 指月第一駐車場を利用(無料)/普通車51台、大型車2台 |
料金 | 大人・大学生・高校生 220(120)円、中学・小学生 100(60)円【旧厚狭毛利家萩屋敷長屋と共通券】 ※( )は、団体割引30名以上 障がい者割引/大人・大学生・高校生 100円、中学生・小学生 50円 |
アクセス | 萩循環まぁーるバス(西回り)「萩城跡・指月公園入口・北門屋敷入口」バス停より徒歩5分 |