萩の早春の風物詩・伝統のしろ魚漁がはじまりました

2025/02/27

春の訪れを告げる「しろ魚漁」が、今年も松本川流域ではじまりました。
【しろうお漁期】例年2月下旬~4月上旬頃

萩に春の訪れを告げる「しろうお」 

 

 

【萩のしろ魚漁(四ツ手網漁)】

しろうお漁は、四ツ手網を使った伝統的な漁法で、松本川河口の姥倉運河周辺で2月下旬〜4月上旬にかけて行われます。

十文字に組んだ竹に四隅をとめた六畳大ほどの網(四ツ手網)を川底近くに沈めて、潮の流れにのってしろうおが川を遡ってくるのを待ち、群れが網の上を通過する頃合いを見計らって、一気に網を引き上げるというもの。そして、引き上げた網の上を柄の長いひしゃくでポンポンと叩いて、しろうおを集めてすくい取ります。

早春の萩の風物詩となっているしろうお漁は、松本川にかかる橋の上などから見ることができます。(JR東萩駅近く)
※天候等の状況により漁を実施していない日もあります