萩ジオパークの見どころ 「須佐ホルンフェルス」をイメージしたメニューができました!

2019/03/29

2018年、萩ジオパークが日本ジオパークに認定されました

そして、萩ジオパークの見どころのひとつ、須佐ホルンフェルスをイメージした新たなメニューが誕生しました!


 

自分の手で完成させるホルンフェルスカレー! 

【1日限定5食 】

レアホルンフェルス@イカ墨美人カレー 1,530円(税込)

熱々のスキレット(鉄鍋)で蒸し焼きにされた色とりどりの蒸し焼き野菜と、ぷりっぷりの剣先イカに、ココナッツ風味のグリーンカレーをベースにしたイカ墨カレーソースを、自分でかけて完成させる「レアホルンフェルス@イカ墨美人カレー」

■提供店/

口福の馳走屋 梅乃葉(山口県萩市須佐5010-1)
電話08387-6-2354 店舗ホームページはこちら
2019年3月30日(土)提供開始 【1日限定5食 】

 

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萩市特産の剣先イカを使用し、「剣先イカを最高に美味しく食べる至高のカレーになった!」と萩市須佐の剣先イカ専門店「口福の馳走屋 梅乃葉」店主の自信作です!

須佐のランドマークでもある 須佐ホルンフェルス の成り立ちをカレーで表現しています。
蒸し焼き野菜とイカで、現在の生焼け(レア)状態のホルンフェルスを表現
  +
マグマによる熱変成で真っ黒なホルンフェルスになる過程を、イカ墨カレーソースをかけることで表現
  ↓
 ホルンフェルスが完成!

現在、多くの人に親しまれているストライプのホルンフェルスは、マグマによる熱で
変成して本来の真っ黒な状態になる途中の段階で、逆に元々の地層の姿を見ることが
できる、ホルンフェルスの中でも稀少(レア)な存在。
これだけの露頭を間近で見て触れて楽しめる日本有数の場所を、より多くの方に楽し
んでもらいたいと開発されたメニューです。

このこだわり抜いたイカ墨カレーソースも、レトルト包装でご自宅で楽しめるように、同時開発(近日発売予定)されています。

     
 
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須佐ホルンフェルス (萩ジオパーク ジオサイト)

約1400万年前、海底にたまっていた砂と泥の地層を高温のマグマが地下深部から貫き、その熱で焼き固められました。焼かれた海底の地層は、やがてマグマもろとも地表に姿を現しました。それが須佐ホルンフェルスです。

岩石がマグマなどと接触したときに、熱で変成した岩石を「ホルンフェルス」と呼びます。須佐ホルンフェルスの背後にそびえる高山が、かつて周囲の地層を焼いたマグマです。高山に近いほど、地層はもとの姿から変化し、固く、色も茶色くなっています。美しい縞模様の崖は、熱源から遠かったために生焼け状態で、本来の地層に近い姿をしています。

須佐ホルンフェルスは、大昔の日本海で起きていた激しいマグマの活動を見ることができる場所なのです。

左側の海岸の白い岩石が、海底の地層を貫いたマグマ。マグマに接触している部分の地層は
茶色く変色し、縞模様がほとんど見えません。熱源から離れるほどにホルンフェルス化の
度合いは弱くなり、右手前にはもとの姿に近い、砂と泥が堆積してできた地層が見えています。