令和5年7月1日~10月31日の期間で、「萩しっちょる?フォトコンテスト」(Instagramフォトコンテスト)を開催いたしました。
山口県萩市内で撮影された、町並み・自然・歴史・食・文化等…萩市の観光PRに活用できる萩市の魅力が伝わる写真を募集したフォトコンテストに、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。
厳正なる選考の結果、応募総数1,117点の中から5作品が選ばれました!
入賞作品をここに発表いたします!
※こちらに掲載している画像の無断使用、無断転載はご遠慮ください。
写真データが必要な場合は、(一社)萩市観光協会までご連絡ください
【審査員長】テラウチマサト氏 講評/
萩という町の魅力を写真で伝えるならどんな写真が多くの人の心を捉えるのだろう?興味関心を得るのだろう?そして、その思いや狙いを写真表現という技術を使って、撮っているものはどの写真だろう?そんな考えで選んだのだが、来年入学するだろう二人の園児(?)と新しいランドセルの並ぶ写真だった。通り過ぎる一瞬の時間を捉えた写真に”観る側”の想像の中で展開される幾つものナラティブがあった。見る人の数だけ、この写真の前後のストーリーが数多生み出されることだろう。それはこの写真に繰り返し鑑賞するだけの価値があるという証でもある。
ポスターになって、この写真にどんなコピーが付くのだろう?そのことで、また新しい萩の魅力が広がっていくように思う。
【審査員長】テラウチマサト氏 講評/
須佐ホルンフェルスは、萩の新しい見どころの一つ。
平成19年に「日本の地質100選」に選ばれた。
吉田松陰先生に代表される江戸から明治の時代よりさらにさかのぼる歴史、萩のもう一つの時代を感じる場所。撮影地点が決まってくるだけに構図は似てくるのだが、黒と灰白色の地層の色がフィルム時代とは違った見事さで、青い海と同じように広がる青い空を背景にそそりたつ地層の壁、その上の点の様な人の姿が地層に流れる悠久の時間と雄大な崖の風景を上手に表現していた。天気にも恵まれて風や波の飛沫やそんな気持ちの良さが伝わってきた。
受賞作品は今後、萩市観光協会公式サイトやポスター、パンフレット、SNS等に活用いたします。
【審査員長】写真家/プロデューサー テラウチマサト氏