維新の先覚者と呼ばれる吉田松陰。この地に生まれ、私塾・松下村塾を主宰し、高杉晋作や伊藤博文など幕末から明治にかけて活躍した多くの逸材を育てました。ここ旧松本村はまさに「明治維新胎動の地」といえます。
また、平成27年(2015)の大河ドラマ「花燃ゆ」で主人公となった吉田松陰の妹・文(ふみ)ゆかりの地も点在しています。
※下記コース内の時間表示は移動にかかる時間のみを表記しています。施設の観覧時間、ガイドによる案内の時間は含まれておりません。
このコースで訪れるスポット
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START
- 松陰神社駐車場を利用
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松陰神社
維新の先覚者 吉田松陰を祀る神社
- 徒歩すぐ
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松下村塾〔世界遺産〕
【2015年世界遺産登録!】多くの幕末の志士を輩出した私塾
- 徒歩すぐ
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吉田松陰幽囚ノ旧宅〔世界遺産〕
松陰が謹慎生活を送った実家 杉家
- 徒歩5分
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伊藤博文旧宅・別邸
初代内閣総理大臣 伊藤博文が過ごした旧宅と、東京から一部を移築した別邸
- 徒歩10分
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玉木文之進旧宅
「松下村塾」発祥の地!松陰の叔父・玉木文之進の旧宅
- 徒歩約10分(急坂あり)
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吉田松陰誕生地
市街地を一望できる高台にある、吉田松陰が生まれ育った場所
- 徒歩すぐ
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吉田松陰の墓および墓所
吉田松陰とその一族、高杉晋作など門下生の墓所
- 徒歩5分
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東光寺
萩藩主・毛利家の菩提寺。500基あまりの石灯籠が整然と並ぶ墓所は圧巻!
- 松陰神社駐車場へ徒歩約15分
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GOAL
世界遺産「明治日本の産業革命遺産」
松下村塾と吉田松陰幽囚ノ旧宅は、2015年「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつとして、世界文化遺産に登録されました。
【松下村塾での教育】
第一に、人生において最も基本となる大切なことは「志」を立てることである。そのためには、まず私利私欲を除いた心で、一体自分がこの世で何ができるか、何をすべきか真剣に考えなさい、と松陰は説きました。
また、講義においては、ただその意味や解釈にとらわれるのではなく、必ず世の中で起きている実際の問題と関連づけて、皆と議論するような形を採りました。
当時、この地域が松本村と呼ばれていたことから「松下村塾」という名がつけられました。松陰は、「学は人たる所以を学ぶなり。塾係くるに村名を以てす。」と『松下村塾記』に記し、村名を冠した塾名に誇りと責任を感じ、志ある人材を育てようとしました。
幕末、激動の時代を切り拓いた熱き“志”の指導者 吉田松陰
松陰神社/松下村塾