【終了しました】幕末志士カードラリー2023 ~長州ファイブ編~ 7/22~8/31

長州ファイブ英国渡航160年記念「幕末志士カードラリー2023〜長州ファイブ編〜」2023年7月22日土曜日〜8月31日木曜日 5枚のカードを集めるとスペシャルカードをプレゼント

長州ファイブとは

開国をするか、攘夷(外国の侵略を打ち払って入国させないこと)を実行するべきか、混乱の渦中にあった幕末期の日本。海外渡航が禁止されていた時代でしたが、1863年5月12日、攘夷に傾く長州藩(萩藩)は、欧米に打ち勝つための技術・知識を学ぶため5人の長州藩士を密かに英国へと送り出しました。長州藩の、ひいては日本の未来を託されたのは、なんと20代の若者たち!命からがら辿り着いた英国の地で目にしたのは、港にひしめく蒸気船や立ち並ぶビル。日本との圧倒的な国力差を肌で感じ、攘夷は不可能だと悟った彼らは、開国主義へと転じ、欧米の近代文明を積極的に学びました。
その名は、伊藤博文、井上馨、山尾庸三、遠藤謹助、井上勝
帰国後、それぞれの分野で活躍し、日本の近代化・工業化の礎を築きました。近年、彼らの評価が高まり、長州ファイブという呼称で知られています。

本年は、長州ファイブの英国渡航から160年を迎えます。
この夏、長州ファイブにスポットライトを当て、5枚のカードを集めるカードラリーを開催します。
萩市内の5つの施設を巡って「長州ファイブカード」を集めましょう!

はじめかた はじめかた

注意事項

  • 多くの方にカードラリーに参加していただくため、カードはおひとり様1種1枚ずつとさせていただきます。
  • 伊藤博文別邸、萩・明倫学舎2号館、萩博物館、萩城跡指月公園は、有料施設となります。カードは有料施設に入館された方のみの配付となりますので、あらかじめご了承ください。※修学旅行・学校行事などで減免対象になっている場合はカードの配付はできません。
  • カードの配付対象は小学生以上となります。
  • カードフォルダーをご提示いただけない場合は、カードの配付はできません。
  • カード配付時間は、開館時間に関わらず、すべての施設で9:00~16:30までとさせていただきます。
  • カードは1図柄につき、1,000枚限定となりますので、品切れの場合は、ご了承ください。

カード配布場所

お得に巡るモデルコース

チラシPDFを開く

主催・お問い合わせ

一般社団法人萩市観光協会

山口県萩市江向602 萩・明倫学舎3号館1階
Tel. 0838-25-1750(9:00〜17:00)

長州ファイブについて学ぼう!

1萩・明倫学舎2号館
2015年に世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」を紹介する世界遺産ビジターセンター。「明治の工業化と長州ファイブたち」というテーマで、パネルや映像などで日本の近代化・工業化に貢献した長州ファイブを紹介しています。
◆入館料/大人300円、高校生200円、中学・小学生100円
*萩トラベルパス(300円)を購入すると無料で入館できます

2萩市自然と歴史の展示館(JR萩駅舎内)
白くレトロな外観が目を引くJR萩駅舎の中にあり、常設パネル展示『長州ファイブのキセキ』を開催中。長州ファイブの”奇跡”ともいえる”軌跡”を、写真や絵図でわかりやすく紹介しています。
駅舎の前には、”鉄道の父” 井上勝志気像の銅像が建っています。
◆入館無料

長州ファイブ ゆかりの地

3伊藤博文旧宅
伊藤博文は、安政元年(1854)から明治元年(1868)に兵庫県知事に赴任するまでここを本拠としました。博文はここから松下村塾へ通い、吉田松陰の教育をうけ志士としての礎を築いた場所です。【国指定史跡】
旧宅そばには、萩焼でつくられたほぼ等身大の伊藤博文の陶像が建っています。
◆外観のみ見学可

4伊藤博文別邸
伊藤博文が明治40年(1907)に東京の大井村(現在の品川区)に建てたもので、往時の面影をよく残す一部の玄関、大広間、離れ座敷の3棟を萩へ移築。鏡天井や節天井など当時の宮大工の意匠に優れています。
邸内では、写真や書籍・パネル等で博文の生涯を紹介しています。(施設ガイドが常駐)
◆入館料/100円(小学生以上)

5井上勝旧宅跡
父 井上勝行は大組(202石余)に属し、藩中枢を担いました。長崎聞役の経験もある父の影響を受け、勝は少年時代から蘭学(洋学)に接する機会に恵まれていました。
旧宅門は、平成18年(2006)に修復されました。
◆外観のみ見学可(敷地内には入れません)

6旧萩藩校明倫館
旧萩藩校明倫館は、享保4年(1719)に萩藩5代藩主 毛利吉元が開いた藩校。萩藩は人材育成(教育)にも力を注いでおり、藩校明倫館は当時「西日本一」と称されるほど充実した教育施設でした。嘉永2年(1849)に現在地へ移転拡張し、約5万㎡もの敷地内に学舎や武芸修練場、練兵場などがありました。
井上馨や井上勝もここに通い、勉学に励みました。
◆敷地内は見学自由(有備館にはガイドが常駐)

7松下村塾
吉田松陰が主宰した私塾で、伊藤博文、久坂玄瑞、高杉晋作ら明治維新の原動力となった逸材を育てました。松陰は博文を「利助(博文)亦進む、中々周旋家になりそうな」と評価し、松陰との出会いは、伊藤博文にも大きな影響を与えました。【世界遺産】
◆外観のみ見学可

8松陰神社
吉田松陰を祭神とする神社。明治23年(1890)8月、松下村塾出身者などにより松下村塾の改修が行われ、松陰の実家である杉家により私祠として村塾の西側に土蔵造りの小祠が建立されました。その後、門人の伊藤博文、野村靖などが中心となり、神社を公のものとして創設しようという運動が起こり、明治40年(1907)に県社の社格をもって創建が許可されました。

9松門神社
松陰神社の旧社殿を移築し、松陰の塾生・門下生を御祭神として昭和31年(1956)に建立されました。伊藤博文など松陰の門人52柱と、松陰の遺書「留魂録」を守り後世に伝えた沼崎吉五郎を合祀し、53柱が祀られています。

10金毘羅社 円政寺
伊藤博文は、11歳のころに1年間このお寺に預けられ、雑役のかたわら読み書きなどを学びました。また、近くに住む高杉晋作も子供の頃ここで遊んだといわれています。境内には、幼年期の博文や晋作らが遊んだといわれる木馬(神馬)が残っています。
◆拝観料/大人・大学生200円、高校・中学生150円、小学生50円