料亭高大が国の登録有形文化財(建造物)に答申されました

2024/07/23

萩市にある料亭高大(唐樋町)の大広間ほか2棟が、登録有形文化財(建造物)として、国の文化財審議会に諮問され、719日(金)に建造物を登録するよう文部科学大臣に対して答申されました。

料亭高大は、明治11年(1878)創業で、かつて幕末の志士たちが往来した街道「萩往還」沿いに位置しています。
大正後期時代に建築された「玄関及び廊下」、大正10年(1921)年に建築された「大広間」、また明治前期に建てられた「土蔵」からなります。

60畳と40畳の大広間。床柱には太いサクラの皮付丸太が用いられています。
料亭は地域の方々をはじめ多くの著名人にも利用されてきました。大広間には、萩出身の画家である高島北海、松林桂月による日本画や、第26代内閣総理大臣 田中義一の書などが掲げられています。


料亭高大玄関

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