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港町浜崎の賑わいを今に伝える蔵

旧小池家土蔵

きゅうこいけけどぞう

旧小池家土蔵は、江戸時代の後期に建てられ、以来200年近くもこの地で利用され、平成22年に所有者より萩市に寄付されたものです。江戸時代は、この土蔵のすぐ近くまで松本川が迫り、萩城下町の港として、たいへん賑わっていたようです。この土蔵は、港から荷揚げされた荷物をいったん保管するために使われていたと思われます。このため、町で見かける家財を収納する一般の土蔵と比べて、規模が大きく、港側(東)と城下町側(西)の両方に出入口があります。
屋根はお寺などに見られるような本瓦葺であり、床板は、板厚が一寸(約3cm)もあり、その下にはぎっしりと砂が充填されおり、重量物を積み上げても大丈夫な構造になっています。また、建物を覆う土壁は柱の外側からだけでも厚さ15cm程度もあり、軒裏まで塗りこめられ、火災にも極めて強い造りとなっています。
土蔵内には、「御船山車」や「猿田彦面山車」など、浜崎の住吉祭りで使用されていた祭礼道具が展示されています。

 

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